【2021年度夏休みオンライン留学体験記】台湾 淡江大学 

留学先:淡江大学(台湾)
期間:令和3年8月~9月
所属:創成科学研究科 理工学専攻 機械科学コース

私は今回のオンライン留学を行う前に独学で1年間ほど中国語を勉強し、HSK1級、HSK2級の資格を取得しました。しかし基本的には読解を中心に勉強しており実際に中国人の方と会話する機会がほとんどなく実際にどこまで自分の中国語が通用するのかが不透明でした。

今回のオンライン留学では、個人のレベルに合わせて授業クラスが組まれており、私の場合は一番下のクラスで基礎的な中国語の授業となりました。ある程度は知っている内容などが多かったのですが、これまで拼音の勉強をおろそかにしていたため先生の発音を正確に聞き取れない、また自身の発音も正確ではなくこれまで一年間かけて間違った発音を多数身に着けてしまい、先生には何度も指導していただくことでだいぶ改善しました。また週に2,3回1時間程度の現地の学生との交流があり実際に習った中国語を使うのには良い実践の場でした。ただ、先生の話す中国語と違い話す速度に頭の理解が追い付かず、自分の中国語のレベルでは日常会話も成り立たないことを痛感させられました。そして、最後の授業の発表で中国語の歌を皆で歌って披露したのですが、日本の歌でさえ人前で歌うことがなかったので非常に緊張しましたが、これも授業の一環と割り切ることで10日間ほど皆で練習し無事にミスすることなく発表を終えました。実際に会話するのとは違いリズムに合わせて中国語の発音をするのはかなり苦労しました。

私は現在就職予定の企業で将来中国語を生かして働くことを目指しており、大学卒業までになんとか日常会話が成り立つくらいには中国語ができるように今後勉強していきたいと考えています。

 

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