【2020年度春休みオンライン留学体験記】台湾 淡江大学

留学先:淡江大学(台湾)
期間:令和3年3月(2週間)
所属:総合科学部社会総合科学科

今回の研修では、内容が夏から大幅にリニューアルされておりまた一味違った経験ができたと考える。中国語の授業ではレベル別にクラス分けが行われることで自分に合った授業を受けることができ、今回は前回と違い日本語話者でない先生であり使用言語が中国語と少しの英語に限られることで、よりハイレベルな授業形式のもと学ぶことができた。大学の授業でもネイティブの先生から学ぶことはあったが日本語を主にした学習だったので、今回初めて日本語を使わない授業を受けることで最も現地での留学に近い学習になったと考える。また人数については夏に比べ日本人学生が多く増えたが、大人数だからこそできるGoogleの機能を使ったミニゲームやグループ活動も行うことができた。

交流活動では、先生とチューターさんを交え様々な意見交流を行った。毎回トピックが用意されており、例えば台湾と日本の名前やあだ名文化について、学生生活や日常の生活習慣についてなど多方面の視点から台湾と日本の比較をすることができた。ただし交流活動の時間は意見を交わしながら即席でコミュニケーションを取ることから、言語の問題でスムーズに意思疎通が図れないこともあった。チューターさんが翻訳をしてくださることで交流には支障をきたさなかったが、自分の実力不足を感じることも少なくなかった。双方の文化について多く学ぶことができたが、より円滑なコミュニケーションのためにこれから更に中国語を勉強したいと感じた。

今回の研修はまたもやオンラインでの実施となったが、夏に比べてさらに多くの学びや体験ができたと考える。学習の面では、夏に日本語話者の先生のもと授業の経験をしていたからこそ今回日本語話者でない先生であっても動じずに学習することができた。次こそは、今回の経験を実際の現地へ赴く留学に活かしたい。また今回は自分の実力不足に思い悩む点もあったのでこれからも精進して勉強を続けたいと考える。

 

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