摂食障害治療、競争から共生の社会へ〜スウェーデン・イギリスに学ぶ支援のあり方〜

Q. 現地ではどのようなプロジェクトを行う予定ですか?
プロジェクトの目的、内容、および帰国後のビジョンについて教えてください。

私は、スウェーデンとイギリスの2カ国に留学の予定で、テーマは摂食障害、そして心理学です。拒食症や過食症という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。摂食障害は、甘えや単なる食行動の問題ではなく、放置しておけば人生を大変苦しいものにしてしまうものです。残念ながら、日本での支援体制は欧米と比較してまだまだ発展中という現実があります。そこで私は、留学先で、本業の大学での勉強はもちろんですが、現地社会に出て行って実際の支援の現状を視察してきたいと思っています。また、地の利を生かして、ヨーロッパの色々な国をまわりたいと考えています。自助グループのような活動をしている方々と積極的につながり情報交換することが出来たらと思います。帰国後のビジョンはまだ模索中ですが、夢は摂食障害が特別ではなくなる社会をつくることです。恥じることでも、隠すことでもない、そんな風に社会の認識を変えていけたらと思います。

Q.徳島大学から「トビタテ!留学JAPAN」に応募したいと考えるみなさんへのメッセージをお願いします!

留学したいと思うけど、英語や現地の言葉に自信がない、何から始めたらいいのか分からないし心配なことが沢山。。!大丈夫です。多くの人が同じように思っています。でも、そこで、えいやっと勇気を出して誰かに相談してみてください。必ずあなたの話を聴いてくれる人がいます。まずは、言葉にしてみることから始まると思います。全部が良い経験になりますから、応募して失うものなんてありませんよ! 先へ、一緒に進む仲間もきっとみつかります。皆さんの夢をかなえる一歩はすぐ目の前に。トビタテ~!!

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