【2023年度夏休み留学体験記】アメリカ 南イリノイ大学

留学先:南イリノイ大学(アメリカ)
期間:令和5年8月21日~9月15日
学部・学科:総合科学部 社会総合科学科

アメリカでの生活はすべてが刺激的で、とても貴重な経験をすることができました。さらに私が思っていた以上にアメリカ人の価値観や生活スタイルが自分自身に合っていて、日本にいるときよりもより自分らしく生きることができたのがうれしかったです。

これまでの私は、人の目ばかりを気にして、自分の気持ちや本当にしたいことを出さないようにしていたり、行動や服装もほかの人と異ならないようにしていたりと、できるだけ浮かないように、周りと同じことばかりをしているような自分でした。しかし、アメリカで出会った人々は、一人一人が自分を生きていて、自分の好きなスタイルの服装、体形もそれぞれで、また会話している相手に対しても、NOとはっきりと言ったり、自分自身の感情や気持ちをはっきりと伝えていました。国籍もバラバラなので、肌の色も人それぞれだけど、皆が自分自身のもともとの肌の色や髪の色を愛しているようでした。自分自身を愛するのがすごく上手だと感じ、また自分で自分を愛しているからより魅力的な人間に見えるのだと感じました。私は自分自身の色黒の肌が大嫌いで異常なくらい日焼け対策をしていたり、皆が髪の毛を染めているから自分も茶色に染めていたり、体形も他人からの評価ばかりを気にしていましたが、そんなことする必要なかったのだ、ありのままの自分でいいのだと気付かされ、自分自身の呪縛から解放されたとき、少し生きやすくなった気がします。

これからの目標は、英語力を伸ばすことはもちろんですが、自分がアメリカから得て持って帰ってきたアメリカのいいものをなくさないようにすることです。私はいい意味でも悪い意味でも染まりやすいので、せっかく自分らしい自分を見つけたのに、日本の生活で前の自分に帰ってしまわないようにしたいです。英語については、コミュニケーションが自分にとって一番上達すると実感したので、大学等で用意されている機会を十分に活用し、毎日英語に触れておくようにします。