【2019年度春休み語学研修体験記】カナダ クイーンズ大学

留学先:クイーンズ大学(カナダ)
期間:2020年 2 ~3 月 (4週間)
所属:理工学部

思い残すことがなく留学生活を締めくくれたと確信できるぐらい、充実した一か月を送れました。私が具体的に人より努力したことは、なんといっても他人とのコミュニケーションです。ホストファミリー、クイーンズ大学の留学生、他大からきている日本人、徳島大学の皆さん、現地の先生などとにかく人より多くの人と多くの時間会話し、互いの価値観を共有しました。これが私に多くの成長をもたらした一番の要因であることは間違いなく、留学をしてよかったと思える理由です。

現地の留学生たちとのコミュニケーションが印象に残っています。これは私を英語学習の虜にした原因です。他の国の人と会話できるということが、私にとってはとてつもなく楽しいことだったからです。今まで何かの役に立ったためしがなかった英語が、役に立つどころかそれが通じることで相手に喜びであったり悲しみであったり驚きであったり、何かしらの反応がある。英語によって日本人と会話するように外国人とも会話できたことに心底感動したのです。この感動は留学をしないと味わえなかったと思います。いろんな会話をしました。最初に話したのはイタリアの留学生です。彼はクイーンズの学生で留学生のアシスタントをしているぐらい他国の学生との交流に興味がある人なので、積極的に話しかけてくれました。私も社交的な性格なので彼とよく会話していくうちに仲良くなり、日本アニメの話やキングストンのおいしいレストランの話、イタリア語や好きな国の話などたくさんの話をしました。現地のアシスタントは他にもいて、中国系カナダ人とツアーのバスの中で日本のアニメ作品について語り合ったこともとても大切な思い出です。他にも同じホストファミリーの家に住んでいたメキシコ人留学生とテレビゲームをしたり互いにお気に入りの映画を鑑賞したり、一緒に日本食レストランに行ったことはいい思い出です。こんな素敵な人たちと会話をすることができる英語の魅力ともっとスムーズにしゃべりたいという思いが英語を勉強する原動力になり、いま日本に帰ってきても英語を勉強している理由になっています。また英語力以外にも、英語を通して他の国の文化を学べたことは本当にいい経験でした。これは一生の宝です。

他大学や徳島大学生の皆さんと仲良くなれたことも私にとってとても大きいことです。彼らは同じ英語学習、ひいては何かに向けて努力するという側面においてつながっている仲間です。彼らがいたから英語学習がより密度の濃いものになったと確信できます。彼らとは英語力以外にも互いの目標、留学することを決断した理由、これまでの人生についてなど、その人の本質に迫ることも話し合いました。それから自分の得意なところ、不得意なところが理解でき自分に自信がつきました。また、この人はすごいと思えるライバルに会えたことも大きかったです。
私は留学生活を思う存分満喫し、自分自身も成長できたと思います。これからはさらに英語力を磨き、どんどん海外に行こうと思います。

友達のホストファミリーとレストランで

友達のホストファミリーとレストランで

イタリア人の友だちと(彼とは日本で会う予定)

イタリア人の友だちと

>>留学体験記のページに戻る