【2020年度夏休みオンライン留学体験記】台湾 淡江大学

留学先:淡江大学(台湾)
期間:2020年9月(2週間)
所属:総合科学部

今回の研修は2週間という短い期間だったが、淡江大学の先生方による手厚いサポートのおかげで短いながらも有意義な時間を過ごすことができた。私は特に、以下の3つの点で大きく学ぶことや感じることができたと考える。

1つ目は、中国語への理解である。少人数での学習だったため、先生が一人一人を細かく見てくださることで自分の至らない点を明確に把握することができ、上達に繋がった。また台湾での表現や口語も教えてくださり、教科書にないネイティブな中国語を知ることで中国語への面白さを感じ、学習意欲も高まった。

2つ目は、台湾を身近に感じられたことである。当初は、オンラインということで現地での生活を体験できないため語学研修が主だと考えていた。しかしながら、買い物のロールプレイをしたり、チューターの先生が自分で撮った写真を使ったりなど様々な工夫をしてくださったおかげでたくさんの台湾を感じることができた。食べ物や観光地の他にも台湾にまつわる様々な話を聞くことができ、寺院の話では四神から中国に近しい文化を感じたり、年末年始の年貨という祭事では日本の大晦日に近しい文化を感じ取ったりすることができた。

3つ目は、共通言語としての英語の重要性である。チューターの先生とは英語での交流も多かったため、日本語を話せる先生以外との交流では英語のみが共通言語となり得ることを体感した。これからは英語についても力を入れて学習したいと考えた。

私は元々、留学願望はあったが約半年のみの学習で現地へ留学することに不安があった。そのため今回のオンライン留学は、手軽に日本から受けられる制度が上手く自分にマッチしたように感じられた。今後は今回の学びを活かして学習に励み、中国語検定の受験も視野に入れたい。そして情勢が落ち着き実際に台湾へ留学できる機会があれば、お世話になった先生方にお会いし感謝を述べると共に、現地でさらなる経験を積みたいと考える。

 

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