絵画先進国フランスに日本文化を普及する『JAPARISE共同発展』プロジェクト

Q1. 現地ではどのようなプロジェクトを行う予定ですか? プロジェクトの目的、内容、および帰国後のビジョンについて教えてください。

 今回の私の留学の目的は、フランスにおいて芸術における日本とフランスの文化的交流を行い、日本文化を発信するとともに、フランスの文化や多様な価値観を深く理解することにあります。フランスが芸術先進国として独自の発展を遂げた背景には、他国の文化を積極的に受け入れるだけの土壌が整っていたということがあげられますが、そんな豊かな土壌があるフランスにそこ、日本の芸術や文化を発信したいと思っています。そのために、現地の大学に通いながら、さらに社会との関わり合いの中で、積極的に普及活動をしていきます。日本での在学中は、主にフランス思想・哲学を中心に学んでおり、それらを理解するだけの文化的背景や、根源を探求するということも目的の一つであります。まずは留学期間中に自分がどっぷりとフランス文化に入ってしか得られない経験を重ねることで、日本における哲学研究や、日仏の文化交流の発展に貢献したいと思います。

Q2. 徳島大学から「トビタテ!留学JAPAN」に応募したいと考えるみなさんへのメッセージをお願いします!

外国語を学びたいと思っても、ただ漠然と外国に行くだけでは、語学は身につくというものではないようです。その目的をしっかりと理解し、そのための準備をしておくことが非常に重要だと思います。その観点から考えると、トビタテの審査のための準備というものは、どの留学生にとってもとても有意義なものだといえるでしょう。審査項目にもあるようにディスカッションをしたり、プレゼンテーションをしたりといったことは、自分を見つめ直すよい機会になり、そのプロセスを通して自分を成長させてくれることは間違いありません。

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