卒業留学生同窓会(中国)

徳島大学(青野敏博学長)は、11月30日、徳島大学を卒業又は修了した中国出身の留学生や元徳島大学外国人研究者らによる「徳島大学卒業留学生同窓会(中国)」を中国上海市で設立致し、同留学生同窓会設立総会を開催致しました。

同会では、ご参加頂いた中国出身の徳島大学卒業生、修了生、元徳島大学外国人研究者など約50人が同窓会の役員組織や会則等を定めたのですが、これは、徳島大学を卒業(修了)した中国出身留学生OB等有志16名が、本年8月から上海で同窓会設立準備会を開催するなど、この日に向けて準備を進めてきたことに拠るところが大きく、ご尽力を頂いた留学生OBおよび有志諸氏に厚く御礼を申し上げます。また、この設立総会には、徳島大学からも同窓会顧問として青野学長や理事・副学長等十数名の教職員にもご出席頂きました。ご多忙な中ご臨席頂いた皆様にも深謝申し上げます。

【設立総会で会則について協議する中国出身の留学生同窓生】

設立総会に引き続き、徳島大学関係者と同窓会会員との懇談会が開催され、青野学長が同窓会と連携を強化して人的ネットワークを拡大していくための計画をいくつかご紹介され、例えば、「外国人研究者受入事業で中国留学生同窓会からの推薦による特別枠を設けること」、「留学生の奨学生推薦では、同窓会から奨学生推薦枠について検討すること」などを明らかにされました。これにより、本学と中国との絆が更に深まることを期待しています。

【同窓会会員との懇談会で挨拶する青野学長】

出席者全員による記念撮影の後、徳島県から上海等に進出している地元企業関係者や同窓生の家族らが多数出席するなか同窓会設立祝賀会が開催されたのですが、中国各地から集まった同窓生らが旧交を温め、懐かしい恩師との再会や地元企業関係者と交流する姿が非常に印象的でした。

なお、今後、徳島大学では、今後中国の同窓会との連携を強化するとともに、中国以外の国での同窓会設立も検討しています。