卒業留学生同窓会(韓国)

2009年12月19日,徳島大学を卒業又は修了した韓国出身の留学生や元徳島大学外国人研究者らによる「徳島大学卒業留学生同窓会(韓国)」を韓国釜山市で設立した。当日は,韓国出身の徳島大学卒業生,修了生,元徳島大学外国人研究者など約20数人が集まり,同窓会の役員組織や会則等を定めた。これは,徳島大学を卒業(修了)した韓国出身の留学生OB等有志が,この日に向けて準備を進めてきたもので,この設立総会には,徳島大学からも同窓会顧問として青野学長や理事・副学長,恩師等10数名の教職員が出席した。


【出席者による記念写真 青野学長(前列中央左)と金韓国留学生同窓会長(前列中央右)】

当日,韓国は例年にない大寒波に見舞われ,積雪等により新幹線が運休するなどしたため,急遽出席できなくなった同窓生達もいたが,設立総会に引き続き開催された韓国留学生同窓生と徳島大学関係者との懇談会では,久しぶりに再会した元留学生らが徳島大学学長や恩師らに,徳島大学での勉学や研究した当時の懐かしい思い出と近況などについて報告した。
また,懇談会では,青野学長が,同窓生と共同研究を推進するための留学生同窓会からの推薦による外国人研究者の受入特別枠や留学生同窓会からの国際シンポジウムにおけるシンポジストの推薦枠,同窓会からの留学生の奨学生推薦枠を設けることなど,同窓会と連携を強化し人的ネットワークを拡大していくためのいくつかの計画を紹介した。


【懇談会で意見交換する大学関係者と韓国留学生同窓生】

懇談会に引き続き同窓生の家族ら関係者も出席し韓国留学生同窓会設立祝賀会が開催され,韓国各地から集まった同窓生らは久しぶりに会って旧交を温めたり,懐かしい恩師と再会して懇談したり一緒に写真を撮っている姿がいつまでも続いた。そして,最後には,参加者全員で列を組み,徳島名物“阿波踊り”を踊って,徳島での再会を願った。